「デグーにおすすめの牧草を知りたい」
食べる姿が愛らしいデグー。
せっかくなら美味しいものをモリモリ食べてほしいな、と思うのが飼い主の性ですね。
「調べると色々出過ぎて分からない…」
というあなたの気持ち、とてもよく分かります。
私も与えてはプイプイされて苦労しました…。
そこでこの記事では、デグーの牧草をお探しの方に、デグー歴7年の私がよりすぐりの牧草を解説します。
デグーにぴったりの牧草を見つけて、牧草プイプイから脱出しましょう。
デグーにおすすめの牧草3選
デグーにおすすめしたい牧草は次の3つです。
全て国産なので、生産過程や生産者の想いが分かるのが魅力。
安心して与えられる牧草たちです。
詳しい特徴を見てみましょう。
SANKO『北海道ソフトチモシー2番刈り』
まずはSANKOさんより『ソフトチモシー2番刈り』
もう名前から柔らかさが伝わってきますね。
2番刈りとは、2回目の収穫を迎えたチモシーのことです。
詳しくは【牧草の種類】を参考にしてみてください。
栄養価と柔らかさのバランスが良いチモシーと言えるでしょう。
ロングチモシーなので、不正咬合の予防にもおすすめ。
魅力は何といってもコスパ!
食いつきの良さと手頃な価格がグッドな商品です。
デメリットは多少製品の質にばらつきがあること。
ものによっては茶色っぽくなったチモシーが入っている場合もあります。
「手頃な価格で国産を試してみたい」
という方は、まずこちらを試してみてください。
ネイチャーブリード『北海道2番刈り』
お次はネイチャーブリードさんより『北海道2番刈り』。
「また北海道の2番刈り??」
と思ったあなた。
その通りです(笑)
ですが、こちらのお値段は『北海道ソフトチモシー』の2倍以上。
内容量の違いを差し引いても、お高いチモシーです。
が、それには訳があります。
それは、生産者さんの徹底的なこだわり。
例えば次のような部分にこだわって生産しています
さらに、生産者さん自らサンプルのお試しを推奨。
私たちの目線に立ってくれている親切なメーカーさんです。
『品質の高い牧草を試してみたい』
という方は、サンプルを試してから購入してみましょう。
ジェックス『旬牧草 イタリアンライグラス』
3つ目はジェックスさんより『旬牧草 イタリアンライグラス』。
こちらは牧草としては高級品。
国産のイタリアンライグラスを無農薬で育て、1番刈りで収穫したものです。
ほのかな甘い香りがデグーの食欲をそそってくれます。
パリパリとしていますが、プレス加工されていないので非常に柔らかいです。
デグーに与えたい牧草としては、これ以上ないステータス!!
ですが、最大のデメリットはコスパの悪さ…。
内容量に対して値段が高く感じます。
これは主食というより、普段の牧草に香りづけとして混ぜ混ぜしてあげる品物だと勝手に解釈しています。
『最近牧草の食いつきが悪い』
という方は、この牧草で食欲を増進させてみましょう。
おすすめ牧草まとめ
筆者の主観でおすすめ牧草を表にまとめてみました。
商品名 | 北海道 ソフトチモシー 2番刈り | 北海道2番刈り | 旬牧草 イタリアン ライグラス |
---|---|---|---|
食いつき | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
コスパ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
おすすめ度 | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
牧草には様々な種類がありますが、私は「国産」にこだわっています。
質がいいのはもちろんですが、農薬の心配が一番少ないからです。
確かに、厚労省では「農薬は検査しているので大丈夫ですよ」と公表しています。
ただし、それは人間用の食物に限っての話です。
小動物や虫や魚には全く無害とは言い切れません。
環境問題に取り組む一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストさんのHPに、農薬の影響に関する見解を述べたページがあります。
とても分かりやすく述べられているので、参考になると思います。
気になる方はご覧になってみてください。
デグーが病気になってから対処するのでは遅いです。
長生きしてもらうために、安心安全に食べられる牧草を与えてあげましょう。
デグーの牧草選びに迷ったらサンプルで探る
デグーの牧草選びに迷った時は、サンプルで探るのもおすすめです。
牧草は手軽に手に入ります。
が、内容量が多いので、デグーが食べなかった日には…捨てる他ありません。
『そんな勿体ないことはしたくない!』
その気持ち、本当によくわかります…。
そこで、牧草のサンプルを利用するのがおすすめです。
メリットは次の通り。
サンプルは探すと沢山出てきます。
我が家でおススメのサンプルはこちら。
なんと7つもの牧草が一度に手に入る優れもの!
うちのデグーたちも毎日代わる代わる牧草を食べれて嬉しそうでした(笑)
迷ったときは、サンプルを使って、食いつきのいい牧草を3つほど探しておきましょう。
デグーの牧草を買う際の注意点
「自分でデグーの牧草を探したい」
という方もいるでしょう。
そんな方のために、牧草を買う際の注意点を解説します。
農薬が少ないもの選ぶ
デグーの牧草は農薬が少ないものを選びましょう。
影響が少ないと言われていますが、農薬の中には発がん性を含むものもあるからです。
農薬は表示義務がありません。
なので、せめて生産者や産地を特定できるものが良いでしょう。
上記で紹介したものは全て国産・無農薬です。
海外産のもので「無農薬」と書かれているものは少なめ。
広大な敷地に生えた牧草を、手作業で管理するのは難しいからでしょう。
なので、多少割高でも、私は安心・安全な国産を選んでいます。
農薬は使われていないに越したことはありません。
セール品の購入を避ける
我が家ではセール品になった牧草の購入はしません。
理由は次の通りです。
せっかく費用を抑えて買っても、デグーが食べなければ意味がありません。
安くなっているのには訳があります。
物買いの銭失いになる可能性があるので、セール品の購入は避けましょう。
混入物に注意する
牧草を買った後の話ですが、混入物に注意してください。
牧草のパッケージの中には、稀にビニール袋や金属片が混入していることがあります。
これは梱包の過程で含まれてしまうことがあるので、仕方ないかもしれません。
なので、必ず目と手で確認してから与えてください。
箱買いしている方は特に要注意です。
一気に詰められているので、金属片や袋の断片が紛れている可能性があります。
まとめ
この記事では、デグーにおすすめの牧草を3つ紹介しました。
我が家の牧草は『国産』にこだわって牧草を与えています。
理由は次の通り。
- 生産過程が分かるから
- 生産者の想いが分かるから
- 無農薬のものが多いから
私たちが食べるものも同じです。
パッケージになんの記載もないパンが売ってたら、ちょっと不安ですよね。
生産国や原料が分かるパンを買う人の方が多いはずです。
デグーも大切な家族の一員。
せっかくなら、美味しくて安全なものを食べてほしいと思っています。
「海外産はだめ」
ということではありません。
海外産には海外産の良さがあります。
ただ、生産過程や保存状態が分からない分、怖さもあるのが正直なところ。
その安全料といってはなんですが、多少割高でも私は国産の牧草を購入しています。
この記事を通じて、ぜひお気に入りの牧草を探してみてくださいね。