ふぁぁあ~お腹すいたなぁ・・・
きなこ…またご飯のこと考えてるでしょ。
粗食ですが、食べることがとっても大好きなデグー。
可愛い可愛い家族だからこそ、美味しいものをいっぱい食べてもらいたいですよね。
でも、デグーを飼い始めたころは、よく分からず適当な食事を選びがち。
デグーは非常にデリケートな生き物なので、合わない食事を与えていると健康を損ないかねません。
最悪の場合、病気になってデグーが苦しんでしまいます。
「じゃあ、どんな食事をあげたらいいの?」
という方のために、この記事ではデグーの食性や好物について詳しく解説しています。
この記事を読むと、デグーに最適な食事や食の選び方が分かるようになるので、ぜひ最後までご覧になってみてくださいね。
デグーの食性をよく知って、たくさん美味しいものちょーだいね!
あなたは食べ過ぎだからね。
デグーの主食はなに?
野生のデグーは主食は牧草です。
種子や樹皮を食べることもあるようですが、厳しい山岳地帯に生息しているので、食べられるものは限られています。
例外もありますが基本的には「植物」と「水」であると覚えておくと良いでしょう。
そのため、飼育下のデグーにも、同じものを与えるのが望ましいです。
しかし、牧草だけではデグーに必要な栄養素をまかなえない場合があります。
飼育下のデグーが健康に長生きするためには、牧草にくわえ、ペレットなどを一緒に与える必要があるでしょう。
主食に関して詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてみてください。
【デグーにおすすめの牧草や選ぶ際の注意点|食べない時の対策も解説】
デグーが食べていいもの・いけないもの
基本植物を食べているデグーですが、中には食べていいものといけないものがあります。
摂取量や種類を謝ると、デグーの健康を損ねるので、しっかり理解しておきましょう。
食べれるものなら何でも食べたいけどなあ…。
私たちはデリケートだから気を付けないとね。
デグーが食べていいもの
デグーが食べれる代表的な植物は以下の通りです。
他にも種子や果実など、ほとんどの植物を食べることができます。
ただし、デグーは糖質の代謝が苦手だと言われています(諸説あり)。
糖質代謝に関する研究論文もありますので、よければご覧になってみてください。
J-StageHPより デグーの高嗜好性食物の検討と食後血糖値への影響
厳しい環境下で生息していたため、栄養価の低い食べ物を食べていた名残のようです。
糖質や資質の高い食べ物には気を付けたいですね。
詳しくは【デグーは何を食べれる?食べてはいけないものもあわせて解説】でも解説しています。
参考にしてみてください。
デグーに与えてはいけない食べ物
では逆に、デグーに与えてはいけない食事はどのようなものでしょうか?
「草食動物だから」と適当なエサを与えてしまうと、デグーが苦しんでしまいます。
大事な家族だらこそ、健康で長生きしてもらいたいですよね。
種類によっては、デグーの寿命を縮めたり、最悪の場合、死に至る場合もあります…。
上記の野菜の中でも、刺激物やユリ科の植物は特に気を付けましょう。
デグーが好きな食べ物の特徴は?
デグーは意外とグルメで、食べ物を選り好みします。
しかも、好みは個体差によって異なるという…。
デグー多頭飼いの方は、ご飯選びにとても苦労されていると思います。
ただ、好みには大体共通点があるので、次の特徴を押さえておくとご飯選びをしやすいです。
例えば、こんな特徴があります。
甘いもの最高ぉぉぉぉおお!
デグーは糖質を多く含む食べ物が大好き。
甘めのおやつをあげると、握っている牧草を放り出して飛んできます。
残念なことに、糖質の代謝機能が弱いので、食べ過ぎるとすぐ体調不良に…。
また、古くなったものも食べません。
時間がたった牧草は、すぐに取り換えてあげましょう。
人間と同じように、意外に好き嫌いするデグーさん。
「せっかく買ったのに食べてくれない!!」
なんてことはザラです。
デグーが好きな食べ物の特徴を押さえて、食事選びの参考にしていきましょう。
私たちも、人と同じで好みがあるの~。
デグーにエサを与える量の目安は?
チモシーの場合、デグーに与えるエサの量は気にする必要はありません。
常に新鮮なチモシーを供給してあげましょう。
栄養素を補うためにペレットも与えます。
与える量の目安は、1日あたり体重の5%(200gなら10g)と、多くのパッケージには記載されています。
ものによっては「欲しがる分だけ」というものもあるでしょう。
与える量はデグーの大きさ・運動量・個体差の他、ペレットの成分によっても変わります。
基本的にはパッケージのに記載された量を与え、様子を見て調整していきましょう。
もちろん、お水の交換も大切です。
必ず新鮮なものを補給してあげましょう。
【デグーの大好物は?摂取量カロリーも合わせて解説】では、筆者のデグーをモデルに摂取カロリーなどを計算してみました。
あくまで素人考えの計算なので、参考程度にご覧になってみてください。
まとめ
この記事ではデグーの食性や大好物を解説しました。
まとめると以下のようになります。
デグーは糖尿病の実験動物として利用されてしまうほど、糖質の代謝機能が弱いです。
大事な家族であるデグーに、そんな苦しい思いは絶対してほしくありません。
そのために、デグーの食性やエサの種類について深く理解しておく必要があります。
興味がある方は【デグーが食べる代表的な牧草の種類と特徴|牧草が必要な理由も解説】もご覧になってみてください。
おっ、ご主人様がお菓子くれた!!やった~~~!!!
さっききなこが食べ残したペレットじゃん…。